NITAC miniCTF 3rd 作問writeup(Network)

はじめに

今回こういうCTFの作問陣に誘われたので、(易しめではありますが)問題を2問提供しました。

nitaclt.connpass.com

今回はその提供した問題のwriteupとなります。

問題解説

1.[Network] Teacher's Server(100pt)

pcapngファイルが与えられるので、そこからFLAGを探し出すという問題です。

Wiresharkの基本的な使い方がわかる方であれば簡単だと感じるのではないでしょうか。

では解き方ですが、まずpcapngファイルを覗くとhttpリクエストのパケットログが複数残っています。

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このパケットを順番に見ていくと、一つだけstatus codeが200のものがあります。

これの詳細を見ると、テキストデータに何やら怪しげな文字列が存在していますね。

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問題文では「base32で符号化された」と書かれているので、この符号文をbase32で複合すればflagがもらえます。やったね。

stringsコマンド使って暗号文見つけた人はなんか僕が悔しいのでタンスの角に小指ぶつけた時の痛みを4倍にする呪いをかけます(嘘です)

 

2.[Network] JWT_auth(100pt)

こちらもまたpcapngファイルが渡されるので、それを用いてFLAGを取得します。

こちらは競技時間開始後に考案・実装をして出題したのでもしかすると不備があるかもしれません...。

では解き方ですが、配布されたpcapngファイルを覗くと上の問題と同じようにhttpリクエストのパケットログが残っています。

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上から順に見ていくと、認証に使われているpasswordの部分に「verification_code_is_admin_access_token」「Let's_access_distination_IP_address」といったおそらくヒントであろう文字列が度々見受けられます。

この2つのヒントから宛先になっているIPアドレスにアクセスし、verification codeにはadminのaccess tokenが当てはまることがわかります。

ここでusernameパラメータがadminのレスポンスパケットのログを確認してみると、下の画像の通りaccess tokenが格納してあるのでこれをverification codeとすれば良いですね。

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実際に宛先のIPアドレスにアクセスしてみると、このようなページが表示されます。

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要素としてusername、password、verification codeがありますが、ヒントの通りverification codeにはadminのaccess tokenが入ることが分かっていて、この要素からadminのusernameとpasswordを入力すればいいということが推測できます。

なのでこの3つの要素を適切な位置に入力して送信するとFLAGが得られます。やったね。

感想とか振り返りとか

今回一問はインフルエンザにかかる前に作って一問は競技時間中に突貫工事で作ったんですが、アンケートの結果をみると割といい評価が付いていて嬉しかったです。

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正直今回突貫で作ったJWT_authとかは、access token発行してるだけでJWTとしての意味を成してないような問題ストーリーだったのでこれはちょっと反省点だったり。

しかし今回初めて作問を行ったので、初めてにしては形にはできたかなと思うので、次また機会があればもう少し歯ごたえのある問題を作りたいなと思っています。

最後に、今回のCTFに参加していただいた皆さん、そして自分の問題を解いていただいた皆さんに感謝の意を述べたいと思います。

ありがとうございました!

にじさんじ kawaii cafeに行ってきた話

この記事は「オタクによるオタクのためのオタクラジオ Advent Calender 2019」10日目のブログです。

https://adventar.org/calendars/4118

今回に記事について

いつもこのブログではCTFの参加記(writeup)とか技術系イベントに参加したことを書くのですが、今回はオタクのためのAdCということで羽目を外してがっつりオタ活してきた話を書こうと思います。

何をしてきたのか

12/7〜12/8に、Vtuberの獅子神レオナちゃんの1stワンマンライブ「Brightenin' Hope」とにじさんじ kawaii cafeに行くために東京にいってきました。

明らかに今回の主目的はライブの方なんですが、そっちの方の参加記は巨大感情になりすぎてブログに書くと多分2万字ぐらいいきそうなので今回は見送ります....

にじさんじ kawaii cafeって何ぞや

まあ表題の通りカフェです。どんなカフェかというとにじさんじのメンバーが考案した料理を食べながらライバーの限定映像を見て過ごすって感じのコラボカフェです。

物販とかもあったり自分がいった日にはVtLのLVもあったらしいです(新幹線の都合とかで行けなかった)

感想とか色々

前述の通り前日に獅子神レオナちゃんのライブに行ってて寝ても巨大感情がリセットされずに向かう感じになったんですが、やっぱ推しが初めてのワンマンライブやってそれに参戦できたって考えるとすごく嬉しいんですよね。やばい。

それはそれとして、起きてからコラボカフェがある原宿に直行しました。前日の晩にチェックアウトする準備はしっかりできていたのでかなり時間に余裕を持って出ることができました。えらい

んで会場に着いてカフェのある7Fに着いてエレベーターから出た瞬間右の壁にキービジュアルが壁一面に貼られてるんですよね。これがめちゃくちゃ良くて、なんか壮観でした。

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推しの顔が良い〜〜〜

正直もう既に圧倒されてたんですが、店内のちょっとした場所に↓みたいな感じのSDキャラが飾られててめっちゃ細部までこだわりを感じました。

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それでメインのご飯のお話何ですが、フードは戌亥とこちゃんの「ホットドッグちゃうもん、ケルベロスやもん!」、ドリンクは戌亥とこちゃんの「ホッとするホッとこティー」、花畑チャイカさんの「何も思いつかない私にチャイカの店員が作ってくれたいい感じのやつ」を注文しました。

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これは優雅な昼食

本当にめちゃくちゃぶっちゃけるとコラボカフェなんでそんなに味は期待してなかったんですが、普通に美味しかったです。これは嬉しい誤算でした。

ちなみにフードとドリンク注文でもらえるコースターは戌亥とこちゃんと樋口楓ちゃんでした。推しが出たのでめちゃくちゃ嬉しかったです。

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そのあとそうこうしているうちに物販の順番が回ってきたのでしっかりとグッズを(自分のお財布と相談して)購入した後、ご飯を食べながらゆっくりとコラボ映像を見たり、壁に飾られているキャラデザに各キャラが色々書き込んだポスターを見たりとめちゃくちゃ楽しかったです。

(実は物販の列に並んでる時に推しのスペシャル映像が流れていることを音声で察して血涙を流してました。悲しい。)

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推しの設定画に推しが書き込んでるの本当に良すぎる

そして退店時間が近づいてきたところでキャラクターのパネルと一緒に写真撮影をしたりして時間を過ごし、退店しました。

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キャラのパネルが並んでる構図は壮観でした

最後に

今回のコラボカフェは自分的には大満足でした!

企画してくれたにじさんじの社員さん、今回kawaii cafeにしたVtuberのみなさんありがとうございました!

そしてみんなは戌亥とこちゃんと獅子神レオナちゃんを推そうな!!!!!!

https://www.youtube.com/channel/UCXRlIK3Cw_TJIQC5kSJJQMg

https://www.youtube.com/channel/UCB1s_IdO-r0nUkY2mXeti-A

KOSENセキュリティコンテスト2019に参加してきた話(writeup)

今日(2019/10/26)は石川工業高等専門学校主催のKOSENセキュリティコンテスト2019に明石高専チームAとして参加し、結果は2位(49チーム中)でした。

以下にwriteupを書いていきます

解いた問題

自分は以下の二問を解いて計250点を獲得しました。

  • [Network]大人たちの無意味な慣習(100点)
  • [Network]名前を解決したい!(150点)

順にwriteupを書きます。

[Network]大人たちの無意味な慣習

pcapファイルが渡されるのでさくさくっとhttpだけフィルターしてみるとtext/htmlやtext/cssに混じって怪しいzipが送信されているのが見受けられます。

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とりあえずこれをexportして開いてみるとpasswordが求められますが、今のままでは皆目見当もつかないのでとりあえず見えているtext/htmlを全てexportしてきて覗いてみるとメールでpasswordを送っているのを発見。そのpasswordでzipファイルを解除するとflagが出てきます。

メールでpassword送っちゃうとあんまり意味ないですよね、かなしい

[Network]名前を解決したい!

問題文に記載されているURLにアクセスしようとしてもエラーが出てアクセス出来ません。

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ここに書かれているエラー名である「ERR_NAME_NOT_RESOLVED」と問題名からDNSの設定ミスであることが推測できるのですが、どのような設定ミスなのかが推測出来ません。とりあえずdigコマンドを叩いてみたのですがdigではAnswer Sectionが空でIPアドレスが特定できませんでした。

ここでチームメイトにsquish(http://dns.squish.net/)というツールを教えてもらったので試しにDomain typeをTXTにしてみて追跡させてみると、IPアドレスが書いてあるのが見受けられたのでこのIPアドレスにアクセスしてflagをゲットです。

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まとめ

KOSENセキュリティコンテストには去年も出ており、そのときはNetworkの150点問題が解けなかったのですが今回はそれを解くことができたので少しは成長したのかな、と感じました。

今回自チームは2位という高順位を取ることができましたがその功績の大部分は僕以外のチームメイトだと考えています。

おそらくこのチームでは僕が一番点数を取れていないと思うので、次にCTFの大会に参加するようなことがあるならばそれまでにNetwork以外の問題に関しても知識を少しでも得た上で、しっかりと研鑽を積んで挑みたいと思います。

高専カンファレンス新春 in 大阪に参加したおはなし

1/12に高専カンファレンス新春 in 大阪(猪突猛進)に参加してきました。今回はそのことについて書いていきたいと思います。

当日

カンファが始まるまで

僕は実行委員だったので10:00に会場入り(したかったんですが迷って数分遅れました)です。今回は生涯で3回目のさくらインターネットだったんで流石に慣れていたんですが、他の実行委員の方の一部は結構テンション上がってて「俺も一年前の新春の時はこんな感じやったな〜」とか思っていました。

それで会場入りしてから会場設営を始めたのですが、椅子に個性がありすぎるような配置になって面白かったです。

それでそのあと続々と参加者の方が来られたのですが、プロジェクターとの接続テストを行っているときにnanaの開発担当の方がいらっしゃってることに気づいてめちゃくちゃびっくりしてました。

あとはてぃあくん(@nittc_tia)とリキトくん(@Rikito_cure)に誕生日プレゼントをもらったりと、始まる前から結構色々あって面白かったです。

カンファについて

今回は新春カンファ2回目の参加だったのですが、さすが大阪と言ったところでしょうか、たくさんの方が来ていたので活気に満ち溢れた感じでした。

全ての発表に対する感想を書いているととても長くなってしまうので省略させてもらいますが、どの発表も興味深かったり、面白かったり、知見を得られたりと全ての発表が自分にとってプラスとなるものばかりでした。

ARTカンファの時は実行委員長をやっていたので「いち実行委員」としての役割は今回が初めてで、ARTカンファの時には得られなかったような運営側の知見も準備を通してたくさん得ることができたので良かったです。

懇親会の時も知り合いの方はもちろん、今まであまり知らなかったけどtwitterでFF、というような方ともたくさんお話することができてとても良かったです。

次の日

カンファの翌日は、お昼からカンファに来ていて後泊している方と一緒に遊んでいました。

ただこのスケジュールが絶望的で、ラウンドワン→ラーメン→パンケーキ→ラウンドワンとかいうやつでした。パンケーキ以外限界オタクのスケジュールやん。

実際最初にラウンドワンにいた時は3時間半ぐらいいてDDRやってました。

俺アホですね。

まあでもパンケーキで打ち消しました(?)

そんな感じでたくさん遊びましたが楽しかったです、一緒に遊んでくれた人ありがとうございました!

最後に

今回のカンファは3回目の参加でしたが、相変わらずいろんな人と交流できたり、色々な知見を得られる発表を得られたりと収穫があり、やっぱり次も参加したいなぁという気持ちにさせてくれるようなカンファレンスでした。

そして懇親会の時に話が出ていたのですが、「現状の高専カンファレンスってちょっと情報系が牛耳ってる感あるよね〜」という話を弊校の先輩がおっしゃられていて、その流れで「非情報系カンファレンス(仮)」の実行委員をやらせていただくことになりました。まだ詳しいことはあまり決まっていませんがみなさんぜひ来てくれると嬉しいです、運営頑張ります!

 

歌のお話

この記事は高専 Advent Calendar 21日目の記事です。

 

adventar.org

タイトルについて

最初は「高専に入って一年半経った」っていうタイトルで書こうと思ってたんですが、なんかいまいち書くことが思いつかなかったので今回は僕の大好きなこととか生きがいに当たる歌について(細かくいうと上手く歌を歌うちょっとしたこと)とかを書いていきたいなぁと思います。

はじめに

みなさん、歌は好きですか? 

僕は毎日(極度に疲れてない限り)歌わないと気が済まないぐらい好きです。

今回は「歌好きだけど上手く歌えない...」みたいな人に、微力ながらですが僕が経験則から歌がちょっとだけ上手く歌えるようになるかもしれない感じのことをぽろぽろと言っていきたいと思います。

何をしてみるのか

では具体的に何すればええねんっていう話になるのですが、例えば声が低い(高い)けど歌いたいアーティストの音域は高い(低い)ので困っているとか、音圧が足りないとか、人によって様々な歌に関しての悩みとかがあると思います。

今回は先に挙げたこの二つについてどうすればいいのかちょっと話させて頂きたいと思います。

自分の音域が歌いたい曲に合っていない

これは今まで会ってきた人の中ではこの悩みは男の人に多かったです。実際これは短期間で克服できる問題ではないですが、諦める必要は全然ないと考えています。

これに関しては、ゆっくりと音域を広げていくのがいい感じかなぁと考えていて、出来るだけ毎日、一回ぐらいでいいので自分の音域よりギリギリ高い(低い)曲を歌ってみるのが僕には効果的でした。でも早く効果を出したいからといって1日にやる頻度を増やしすぎると喉を痛めるのでほどほどに、といった感じですね。

音圧が弱い

これは僕が最近ぶち当たった課題です。音圧が足りないと自分の音域ギリギリの歌がなかなかボリューム的な観点で上手く歌えませんでした。

これもなんですが、実際は毎日ボイトレを繰り返すぐらいしかなかった気がします。

でも裏を返せば、ボイトレを続ければ音圧や音域はいくらでも強くなったり広がったりします。

他のテクニックとか

でも中には「こんなことしたくない!もっと簡単に上手く歌いたい!」みたいな人もたくさんいると思います。そういう時は、歌に抑揚を付けてみたり、高音を出す時とかに地声で出すか、ミックスボイスで出すか、それとも裏声で出すか...みたいなことを考えてみたり、他には高音を裏声で出す時に、口の中で共鳴させて音量を上げてみるとかだけでもかなり効果があります。是非実践してみてください。

まとめ

ここまで自分の経験とかを交えてつらつらと駄文を書いてきましたが、本質的なこととしては「練習あるのみ」とかしか書いていない気がしますね...笑

でも実際そうで、歌に関して唯一他のことと違うのは、「歌は努力の分だけ報われる」ということです。実際に僕もなんだかんだで8年ぐらい頑張ってきましたが、最近でもいろんな発見とそれによる技術の向上を身をもって感じることができます。

しかし、そういう技術云々よりも大事なことは、「歌に感情を込める」ということだと僕は思っています。曲の歌詞の意味を考えてみることで、自然と聞いてくれる人に意味が伝わるなんて話を結構聞くことが多いので、これはかなり効果があるのではないでしょうか。

最後になりますが、これはあくまで僕の「経験」に基づいた話なので間違っててもまさかりはマシュマロに包んで投げて欲しいです...(?)

ここまで僕の稚拙な怪文書記事を読んでいただき本当にありがとうございました。

 

この記事は高専 Advent Calendar 21日目の記事でした。

明日はhamadatakakiさんの「ルベーグ積分の話できたらしたいと思ってます」です。

 

 

 

#procon29 に参加したお話

タイトルの通り、第29回全国高専プログラミングコンテストに参加してきました。

高専プロコンは今回が初出場で、参加も初です。

今年度は課題部門に参加させていただきました。本ブログでは当日までの話と当日のことを書かせていただきます。

当日までのことと開発について

去年もプロコンには参加しようとしたのですが、色々と諸用が立て込んでしまって結局参加できずに終わってしまったので、今年は参加したいなぁと思っていたところ、課題部門での誘いをいただいたので今年は参加しました。

今回開発したプロダクトにはスマートスピーカーを用いて参加したのですが、何しろ使うものが中々先進的でチームメンバーはほとんどこれの仕組み等について知りませんでした。自分も言ってしまうと今回のコンテストのようなものに応募するためにするような開発はしたことがなく、とても不安でした。

実際開発を始めてみると慣れないpythonでの使ったことがないライブラリ、あまり触ったことのないnoSQLなどを用いての開発とかなり慣れるまで時間がかかりました。今回はスマートスピーカーAmazon社のAmazon Echoを用いましたが、AWSなどのクラウドサービスにも触れたので今まで関わったことのない技術にたくさん触れることができ、かなり良い経験ができたなぁと思っています。

今回のプロダクトの実際の開発時間は3ヶ月ほどで、どういう機能を実装するか、実際のターゲット層は詳しく考えてどこなのか...といったようなことを考えて構想を練り、実装方法を考えたりする時間を加味すると半年といった感じでした。

最初はわからないことだらけでほぼ半泣きみたいな感じでしたが、チームメイトがわからないことを調べてくれていたおかげでだんだん自分でもコードが書けるようになり、最終的にはある程度楽しんで開発できるようになりました(治らないバグ出てきたときは死にそうになりましたが)。

プロコン前日

うちは前日の公欠が午後からしか取れなかったので、午前の授業(実験でした)を終わらせてからチームメイト一人と出発しました。学校を出る前に忘れ物がないか確認していたら名刺を忘れたことに気がついてウォア−!!となってしまいました。悲しい。

高速バスに乗って徳島に移動する手筈になっていたのでバス乗り場のある駅まで移動して、寮生のチームメイトをお昼ご飯を食べながら待ちました。

この後に寮生と合流して、バスに乗って徳島県まで移動しました。

バスを降りる時にチームメイトの一人のバスの乗車券がなくなりかけて降りられなくなりかけたので結構焦りました...笑

この後にホテルに移動、身支度を済ませて会場に移動して受付をしました。会場には知り合いがたくさんいてその人たちとたくさんしゃべることができました。久しぶりだったので嬉しい。東京高専の人たちとも会えて、塚本くんやyukiさんとかと喋りました。すごい喋ってて楽しかったです。

晩御飯は先生のおごりで中華そばを食べました。おいしかったです!

プロコン1日目

ついにやってきましたプロコン当日。慣れないスーツに袖を通して(ネクタイがうまく閉められなくてギャー!!とかなってましたが)会場に出発です。前日まで実装していて、自分は寝れたんですがプレゼン担当+もう一人のスマートスピーカー部分開発担当が徹夜という結構厳しいコンディションで会場入りしたんですが、プレゼンは問題なくできていたようですごいなぁと思ったりしました。

この日はかなり長い時間ブースに立ったまま来てくれた人に対してプロダクトの説明をしていたのですが、スマートスピーカーのセットアップが上手くいかなかったり、途中でチームラボの方(最初はわからなかった)がいらっしゃって説明をしていると結構痛い質問がかなり飛んできてタジタジになったり、途中で機能の一部が動かなくなったりとトラブル続出でてんやわんやな1日でした。

それでもなんとか乗り切って一応1日目はなんとかなりましたが、課題点や改善点が見えてきたので頑張ろうと思えました。

この日の晩御飯は知り合いたちと徳島ラーメンを食べに行きました。おいしかったです!

(ちなみに晩御飯を食べに行く前にホテルに戻る時、完全に道に迷ってしまって知り合いに会わなかったら完全に死んでいたとかいうことは内緒です)

プロコン2日目

寝落ちしました。

システムの微調整と細部の実装が必要になったのですが「ウォォォ俺はやるぞやるぞ」→寝 みたいな感じでした。悲しい。

お腹を壊して大幅に遅れてしまった中、今日のデモ審査とマニュアル審査でちゃんと動くか心配でした。大丈夫やろうと祈りつつ会場入りしてデモ審査へ。質疑応答も良好にチームメイトがしてくれて、ありがたいと思いつつ大丈夫そうやなぁとか考えてたんですが、マニュアル審査でシステムの根幹の機能が動かないという大問題が発生。後で調べてみるともう一人のスピーカー開発担当とのデプロイパッケージ に含めるファイルの差異が原因になっていました。確認が行き届いてなくて本当に申し訳ない。

そんなこんなでなんとか切り抜けつつ(切り抜けられてはないが)、企業ブースまわったりしたのですが、ここで色々な企業の方から名刺を頂いたのに返せないという名刺忘れがかなり響いてくる事案が発生。とても辛かったです。

閉会式では続々と受賞チームが発表される中、競技部門で東京高専が準優勝していたため、写真撮影の時に「キャーツカモトサーンyukiサーンコッチムイテ-!」とか言ってめっちゃ写真撮りまくってました。めっちゃ笑顔のいい写真が撮れました(笑)

企業賞の副賞とかを見てるとすごいお金がかけられてるなぁ...とすごく感じました。

そしてこの日のうちにバスに乗って兵庫に帰りました。結構疲労が溜まっててバスではぐっすり寝てしまいましたがとっても楽しかったです!

まとめ

僕たちは残念ながら受賞はできなかったのですが、このコンテストで柔軟なアイデア、開発の仕方、多少のコミュニケーション能力と精神力が少々手に入ってかなりたくさんのものを得られ、充実したイベントとなりました。初めて大きめの規模のコードを書いたり、ブースに立って色々な人にプロダクトの説明をしたりとこのイベントを通して自分の全く慣れていないことにたくさん挑戦する形となりましたが、今では全部出来て良かったと思っています。そしてさらに技術に対してのモチベーションが上がったので、これからももっと楽しみながらたくさん知見を得ていきたいなと思います。

既に来年も出たいなぁという気持ちが芽生え始めているので、頑張って来年も出られるようにもっと技術力をつけていきたいなと強く感じました。

 

来年待っとけよ!!!!!!もっとパワーアップして頑張って戻ってこれるようにしたるからな!!!!!!

 

高専カンファレンスART in明石を頑張って主催したお話

Tomohiro.です。

今回は昨日(2018/9/16)開催した高専カンファレンスART in明石のことを書きたいと思います。

カンファやろうと思った理由

今年の1月に「高専カンファレンスえぶりわん in大阪」に参加したんですが、そのときに軽くtwitterで「俺も高専カンファやりたいなぁ〜」とか言ってたらあれよあれよという間に祭り上げられて実行委員長をやることが決まっちゃいました。

びっくりですね。

開催までどんな感じだったか

正直カンファやるって決まってから「いい感じに会場先に抑えとけばモチベ続くやで」って言われたので会場どうしようかな〜とか思ってたら前に明石高専で先輩がカンファやったって聞いてじゃあとりあえず明石高専で開催してみるか〜ってなりました。

それで会場は一瞬で抑えたんですが、そこから本当に全く話を進められなくて夏休みまで全く実は動いてなかったんですよね。

それでここから怒涛の予定決めです。もうとにかく無我夢中で夏休みカンファのことを頭の中の仮想メモリ8割ぐらい使ってめっちゃ考えてました。このとき僕多分いちばんマルチタスク無理やりこなしてた感じなんです。でも楽しかった。

それで話は飛んで9月に入ってからの話になるんですが、かなり僕がタスクを割り振るのが下手くそで7割ぐらいは自分で背負い込んで処理してたりします。俺としては別に倒れかけるぐらいなので別に問題ない(?)んですが、なんかスタッフに仕事がない人ができちゃったのでそういうのにもずっと悩んでいました。

正直準備の段階でも想定外のことがたまに起きたりしてどうしようかなって思ったりすることがあったんですが、ここでスタッフのグループに投げるといい感じに「こうすればいいんじゃないかな」とかいった感じのことをスタッフの子たちがめっちゃ積極的に投げてくれてすごい助かってました。嬉しかったです。

ぶっちゃけちゃうとこのカンファ、実際に構想を自分がアウトプットしていなかったのでほとんど僕の頭の中で動いてた節があったりします。でもそれに最後まで付き合ってくれたスタッフの子たちには本当に感謝してます、ありがとう。

当日はどんな感じだったか

当日は担当してくださってる教員の先生から開場の2時間前には学校に来といてねって言われたのでそのぐらいの時間に配信担当の子と会場入りしました。

それでここでもちょっとしたアクシデントが起きました。

これ本当に挙動はふざけてる感じでいたんですが内心頭真っ白でめちゃくちゃ焦ってました。ここまで立ててきた計画がこんな下らない事で潰されるのか、嘘だろっていう気持ちでいっぱいでした。

その後きちんと見つかったのでいいんですが、本会場での動きを全く考えられていなかったためはっきり言ってスタッフの子たちにめちゃくちゃ迷惑かけたと思ってます。臨機応変に対応してくれたフタッフに本当に感謝してます。

ライブストリーミングも急遽決まったのでどうやるかとか結構勉強してなんとかセッティングは出来たんですが、その後に回線かソフトの不具合によってそれが潰れたのもすごい辛かったです。ライブストリーミング楽しみにしてくれてた方には本当に申し訳なく思いました。

 

さて、ここまで割と自分の反省点とあったことを書いてきたんですが、ここからは一気に変わって楽しかったことだけを書いていきます。暗いことばっかり書いててもしょうがないしね。

当日めっちゃ人来てもらっててなんと言うかスタッフ席からみたときなんかすごい嬉しくなります。自分が企画してスタッフのみんなといっしょに準備したイベントにいっぱい人が来てくれるとこんなに嬉しいんだなあ、と感慨深くなりましたね。

それとこれは実行委員長ではなく参加者として、みたいな感じなんですが、登壇して話すとめっちゃ懇親会で話してくれる人が多くてすごい嬉しかったです。LTのことについて深く語り合える人もいれば、「よく頑張ったね、すごい」とか「偉い!」とか言ってくれる人にいっぱい話しかけていただきました。

ほんとに今日twitterとリアルで合わせて6年分ぐらい褒めてもらったのですごい幸せでした。

それと、今回のカンファのデザインなんですが、ロゴをしゃくら(@syakuram0chi)、レイアウトをまりも(@marimo__0701)にやってもらっていました。これのおかげでカンファがすごいいい雰囲気になったし、皆さんにも楽しんでいただけたのですごい有難かったです。二人とも本当にありがとう!!

もちろんカンファ開催まで僕のこんなわがままに付き合ってくれたスタッフの全員にも同じぐらいの感謝の気持ちを抱いています。本当にありがとう。

まとめ

ここまでカンファの構想を立ち上げてから本当にずっとドタバタしてましたが、本当にカンファのスタッフだけにとどまらず色んな人に助けていただきました。ここまでやってこれたのは応援してくれてる皆さんのおかげだと思っています。僕としては人生で5本の指に入る貴重な経験だと思います。

最後にこのカンファに来ていただいた方々、そうでなくても応援していただいた方々、僕のわがままに最後まで付き合ってくれたカンファのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!!

 

(カンファレンスの参加者全員の許可が取れればここに集合写真を乗せたいと思います)

 

※ココだけの話、このブログ書いてるときもちょっと感極まって泣いたのは内緒です笑