#procon29 に参加したお話

タイトルの通り、第29回全国高専プログラミングコンテストに参加してきました。

高専プロコンは今回が初出場で、参加も初です。

今年度は課題部門に参加させていただきました。本ブログでは当日までの話と当日のことを書かせていただきます。

当日までのことと開発について

去年もプロコンには参加しようとしたのですが、色々と諸用が立て込んでしまって結局参加できずに終わってしまったので、今年は参加したいなぁと思っていたところ、課題部門での誘いをいただいたので今年は参加しました。

今回開発したプロダクトにはスマートスピーカーを用いて参加したのですが、何しろ使うものが中々先進的でチームメンバーはほとんどこれの仕組み等について知りませんでした。自分も言ってしまうと今回のコンテストのようなものに応募するためにするような開発はしたことがなく、とても不安でした。

実際開発を始めてみると慣れないpythonでの使ったことがないライブラリ、あまり触ったことのないnoSQLなどを用いての開発とかなり慣れるまで時間がかかりました。今回はスマートスピーカーAmazon社のAmazon Echoを用いましたが、AWSなどのクラウドサービスにも触れたので今まで関わったことのない技術にたくさん触れることができ、かなり良い経験ができたなぁと思っています。

今回のプロダクトの実際の開発時間は3ヶ月ほどで、どういう機能を実装するか、実際のターゲット層は詳しく考えてどこなのか...といったようなことを考えて構想を練り、実装方法を考えたりする時間を加味すると半年といった感じでした。

最初はわからないことだらけでほぼ半泣きみたいな感じでしたが、チームメイトがわからないことを調べてくれていたおかげでだんだん自分でもコードが書けるようになり、最終的にはある程度楽しんで開発できるようになりました(治らないバグ出てきたときは死にそうになりましたが)。

プロコン前日

うちは前日の公欠が午後からしか取れなかったので、午前の授業(実験でした)を終わらせてからチームメイト一人と出発しました。学校を出る前に忘れ物がないか確認していたら名刺を忘れたことに気がついてウォア−!!となってしまいました。悲しい。

高速バスに乗って徳島に移動する手筈になっていたのでバス乗り場のある駅まで移動して、寮生のチームメイトをお昼ご飯を食べながら待ちました。

この後に寮生と合流して、バスに乗って徳島県まで移動しました。

バスを降りる時にチームメイトの一人のバスの乗車券がなくなりかけて降りられなくなりかけたので結構焦りました...笑

この後にホテルに移動、身支度を済ませて会場に移動して受付をしました。会場には知り合いがたくさんいてその人たちとたくさんしゃべることができました。久しぶりだったので嬉しい。東京高専の人たちとも会えて、塚本くんやyukiさんとかと喋りました。すごい喋ってて楽しかったです。

晩御飯は先生のおごりで中華そばを食べました。おいしかったです!

プロコン1日目

ついにやってきましたプロコン当日。慣れないスーツに袖を通して(ネクタイがうまく閉められなくてギャー!!とかなってましたが)会場に出発です。前日まで実装していて、自分は寝れたんですがプレゼン担当+もう一人のスマートスピーカー部分開発担当が徹夜という結構厳しいコンディションで会場入りしたんですが、プレゼンは問題なくできていたようですごいなぁと思ったりしました。

この日はかなり長い時間ブースに立ったまま来てくれた人に対してプロダクトの説明をしていたのですが、スマートスピーカーのセットアップが上手くいかなかったり、途中でチームラボの方(最初はわからなかった)がいらっしゃって説明をしていると結構痛い質問がかなり飛んできてタジタジになったり、途中で機能の一部が動かなくなったりとトラブル続出でてんやわんやな1日でした。

それでもなんとか乗り切って一応1日目はなんとかなりましたが、課題点や改善点が見えてきたので頑張ろうと思えました。

この日の晩御飯は知り合いたちと徳島ラーメンを食べに行きました。おいしかったです!

(ちなみに晩御飯を食べに行く前にホテルに戻る時、完全に道に迷ってしまって知り合いに会わなかったら完全に死んでいたとかいうことは内緒です)

プロコン2日目

寝落ちしました。

システムの微調整と細部の実装が必要になったのですが「ウォォォ俺はやるぞやるぞ」→寝 みたいな感じでした。悲しい。

お腹を壊して大幅に遅れてしまった中、今日のデモ審査とマニュアル審査でちゃんと動くか心配でした。大丈夫やろうと祈りつつ会場入りしてデモ審査へ。質疑応答も良好にチームメイトがしてくれて、ありがたいと思いつつ大丈夫そうやなぁとか考えてたんですが、マニュアル審査でシステムの根幹の機能が動かないという大問題が発生。後で調べてみるともう一人のスピーカー開発担当とのデプロイパッケージ に含めるファイルの差異が原因になっていました。確認が行き届いてなくて本当に申し訳ない。

そんなこんなでなんとか切り抜けつつ(切り抜けられてはないが)、企業ブースまわったりしたのですが、ここで色々な企業の方から名刺を頂いたのに返せないという名刺忘れがかなり響いてくる事案が発生。とても辛かったです。

閉会式では続々と受賞チームが発表される中、競技部門で東京高専が準優勝していたため、写真撮影の時に「キャーツカモトサーンyukiサーンコッチムイテ-!」とか言ってめっちゃ写真撮りまくってました。めっちゃ笑顔のいい写真が撮れました(笑)

企業賞の副賞とかを見てるとすごいお金がかけられてるなぁ...とすごく感じました。

そしてこの日のうちにバスに乗って兵庫に帰りました。結構疲労が溜まっててバスではぐっすり寝てしまいましたがとっても楽しかったです!

まとめ

僕たちは残念ながら受賞はできなかったのですが、このコンテストで柔軟なアイデア、開発の仕方、多少のコミュニケーション能力と精神力が少々手に入ってかなりたくさんのものを得られ、充実したイベントとなりました。初めて大きめの規模のコードを書いたり、ブースに立って色々な人にプロダクトの説明をしたりとこのイベントを通して自分の全く慣れていないことにたくさん挑戦する形となりましたが、今では全部出来て良かったと思っています。そしてさらに技術に対してのモチベーションが上がったので、これからももっと楽しみながらたくさん知見を得ていきたいなと思います。

既に来年も出たいなぁという気持ちが芽生え始めているので、頑張って来年も出られるようにもっと技術力をつけていきたいなと強く感じました。

 

来年待っとけよ!!!!!!もっとパワーアップして頑張って戻ってこれるようにしたるからな!!!!!!